すかしたフィルター

頭の中ってごちゃごちゃしてるよね。

3年目で転職したんだけど自己分析ってこうやれば良かったのかなって記録

 

お疲れ様です。モロヅミです。

とりあえずの3年目で転職を決めました。

その中で自分が感じたことを書いていきたいと思います。

・これから就活をしようとしている人

・これから転職をしようとしている人

に参考になるように書いていこうと思うけれど、あんまり参考にはならないかもしれない。

 

転職や就職において、私が一番重要だと感じたのはやはり自己分析だった。

みなさんも1度は「自己分析重要だよ!」という先輩に出会ったことがあるんじゃないかと思う。

けど、この「自己分析」って、なんというかある意味で「やりがい搾取」に似た雰囲気を感じる時がある。(やりがいポルノというべきかもしれない)

セミナーや説明会などだと「自分にあった仕事を見つけよう!」のようなきらきらしたものを語られることが多いように思える。

それも間違いではないのだけれど、もっと俗っぽい考えをしてもいいんじゃないかな、と思ってしまいます。

例えば、欲望という観点であるとか。

 

欲望の自己分析

転職活動のとき、ある会社でこんな質問をされました。

「人が会社を選ぶ理由として、大きく4つの要素があると言われています。

・一緒に働く人

・仕事の内容(やりたいこと)

・収入

・ブランド

あなたはどの要素が1番優先度が高いですか?」

全く答えを用意していなかったのですけれども、

この質問をされた時、ものすごく考えが整理されたのです。

私は、「やりたいこともないし、一緒に働く人もある程度普通であればいいかな。

まあ、お金はもらえた方がいいよな」なんて思ってたくらいで。

なにしろ、「やりたいことを探せ!」みたいな事をさんざん言われたわけで。

会社を探す理由として基準が見えてなかったんですよね。

この質問をされてから、どれが1番なんだろう?とよく考えるようになりました。

もちろん、要素はこれだけではありません。

どこで働くか、プライベートの時間はどれくらいとれるのかなど(仕事の内容に含まれるかも知れませんが)たくさんあります。

ただ、この4つの要素は良くまとまっていると思いました。

なにより良かったのは「 収入で選んでいいんだ」と思えたことです。

私はお金を稼ごうとする自分を肯定できていなかったのだと思います。

なんというか、イマドキの若者な考えなのかもしれないけれど、「仕事を一番に考えるのはちょっと違うんじゃないか」とか「最低限生きていられれば御の字だよな」とか考えていました。

そんな自分だったので、あんまりお金はいいかなあと思っていたのです。

ただ、実際に就職して、暮らしてみるとやっぱりお金って重要なんですよね。

転職を考えた理由も給与だったりしましたし。

欲望ってあとからじゃないとわからなかったり、実際にその職についてみないとわからなかったりしますよね。

 

 

だからもっと「欲望」を頼りに考えていけばよかったなって思っています。

それがなんだかわからない、という人もいるとは思うんですけれど、まずは上で挙げた4つの項目で考えてみたらいいんじゃないかな、と思う。

「こんなことがしたい!」ということが決まっている人はそれに向かって突き進めばいいし、そうじゃない人は自分の欲望に目を向けて考えてみたらいいと思う。

 

欲望に忠実であるということもきっと難しいことなんだろうけれども。

すきなこととかよりも、欲望と向き合うことのほうが自分を知れるのではないかなと思う。

私の友人にこんな話をしたら

「それは就活の時にさんざん考えていて、わたしの欲望を丁寧に棚卸していったら、結局”モテたい”っていう欲望が根本にあったのね。で、どんな人がモテるのかなって考えたら”とにかく仕事ができるひと”だったのね。どうしたら仕事ができるようになるかって考えたら、すぐに上に行かれる場所、刺激的な場所に勤めるのがいいかなって思った。」

というような答えが返ってきました。

人によってぜんぜん欲望は違うし、その答えもまた違ってくるでしょう

友人は今ベンチャー企業でばりばり働いています。

あんまり休みは取れていないようですが・・・。彼はイキイキしています。

 

好きなこと、じゃなくても自分の欲望のきれっぱしでも見つけられたらすこしずつなにかが見えてくるんじゃないでしょうか。

転職の記録とかもっと事務的な、どういう流れだったかという話はそのうち。