AWSクラウドプラクティショナー合格記
・はじめに
久しぶりにIT資格を取得しました。
クラウドプラクティショナーの合格記は巷にあふれているので意味があるかどうかわからないけれど、個人的に合格記を読むのが好きなので自分も書いてみる。
・前提条件(自分の経験)
アプリエンジニア3年→インフラエンジニア5年目
実務でのクラウド経験はなし。
何年か前に、応用情報技術者、LPICレベル1とCCENTを取得。
EC2インスタンスを構築するなどの基本動作を学習するハンズオンを受講した経験がある。
・参考書
使った参考書は下記の通り。
・AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー | 山下 光洋, 海老原 寛之
通称オレンジ本。読みやすくてわかりやすいのが良い。
半面すこし詳しさに欠ける面があるかもしれないけれど、クラウドプラクティショナーとしては十分。あくまでも参考書なので、問題演習は別の方法で実施するのが良い。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー | 山下 光洋, 海老原 寛之 |本 | 通販 | Amazon
・問題集
問題演習は下記だけで十分だと思う。模擬試験が5回分と高難易度の試験がプラス1回分の計6回分あるけど、5回分までしかやってない。
www.udemy.com
・勉強法
勉強期間はおおよそ一か月。Pearsonで試験予約をするのと同時にAmazonで上記の参考書とUdemyの問題集を購入(セールで1200円くらい)
参考書は一読するけど、基本的には問題演習をメインに実施する。
思い出すときに一番記憶に定着するらしいので。
1週目
参考書を土曜と日曜に分けて半分ずつ読破(計3~4時間くらい)
2週目
通勤時間を使って問題集2回分を実施→土日にまとめて演習と間違えた部分の確認。確認方法はUdemyのテキストと、参考書を確認。頭に入っていない要素は参考書を読みなおしたりした。
3週目
基本的な流れは2週目と同じ。問題集2回分を実施。
4週目
思ったより模擬試験の成績が出なかったので、復習をメインに実施。
といっても今までやった問題集を繰り返し実施していくだけ。
試験前日
問題集5回分をほぼ通しで実施。正解率は95パーセントくらいだった。
試験当日
それぞれのルーティーンに従うのがよいと思うけど、私の場合は朝食はいつも食べないのでいつも通りに食べない。睡眠時間は最低7時間は確保して、受験する3時間前には起床する。(逆算して試験の予約をする)水分をしっかりとる。くらい。
八重洲のテストセンターを利用した。
特に書くこともないが、試験中はA4程度のサイズのメモ用ボードと油性ペンが配布されるのでメモに利用する。
見直しが必要な問題はPC側でチェックがつけられるので、あまりメモが必要な場面はないかもしれない。
問題番号を記載して、自信を持って答えられたら〇、微妙なら△、無理だったら✕、という感じで自己採点の基準にするのはよくやる。(時間に余裕がある場合に限る)
・そのほか、受けてみた感想など
試験の難易度は易しめ。~を提供する機能は何か。といった機能名を答える問題が多いので暗記が得意な人は結構簡単に受かるのではないかと思う。
実機を触らなくても全然大丈夫ではあるけど、記憶の定着を図るにはある程度やっておいたほうが覚えやすい、といった程度かな。
AWSが提供している模擬試験(¥2000)を買ったのを全く忘れていて、受けていないが、受かったのでやらなくてもよいと思う。
個人的には、AWSを売る必要がある営業の人が受けるのが一番適切な使い方のような気がしている。SEなど技術を提供する人間がこの資格を持っていることは正直あまり自慢にならず、技術力アピールにはならないので、SEと会話するような営業が受けておくとちょうどよく使えるようになると思う。
上位試験のソリューションアーキテクトアソシエイトを視野に入れるのであればそちらの参考書を買って始めたほうがよかったかもしれない。そもそもアソシエイトから受けたほうが手っ取り早いかもしれないけど、個人の寄るところな気がする。
以上です。
ソリューションアーキテクトアソシエイトも受かったのでそれもまた書きます。